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2021年12月1日

痙縮と関節可動域へのストレッチの効果

2021  10月  スペイン


痙縮は脳卒中患者にもっとも頻繁に見られる症状の1つであり、障害の原因になる。

ストレッチは脳卒中患者に対してもっとも広く行われている理学療法であるが、その有効性はわかっていないので、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。



2021年3月までの、脳卒中患者へのストレッチに関係するランダム化比較試験を厳選してデータを統合 再解析した。



次のことがわかった。

・質的解析に8つの研究、メタアナリシスに6つの研究を対象とした。

・痙縮と関節可動域の点で、ストレッチの有効性を示すあきらかなエビデンスは得られなかった。

・しかし痙縮改善のためには、受動的なストレッチを長時間おこなうことが望ましいように見えた。


脳卒中患者の痙縮や関節可動域にたいするストレッチの有効性を示すエビデンスは存在していない、


というおはなし。
ストレッチ


感想:

ストレッチくらいしかできることないし、危険でもなさそうだし、金かからないし、それなりに気持ちいいしでエビデンスなんかなくてもいいんじゃないかと。


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