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2022年2月18日

コロナ検査での鼻から綿棒が原因の脳梗塞とは

2021  7月  ドイツ


コロナウイルス感染症のPCR検査のために鼻から綿棒を入れる口腔咽頭ぬぐい(oropharyngeal swab)が原因と考えられる脳梗塞になった男性がいたそうな。



次のことがわかった。

・52歳男性は、コロナウイルス感染症の軽い肺炎から自宅療養で5日前に回復した。

・そしてPCR検査のために鼻から綿棒の口腔咽頭ぬぐいがおこなわれたところ、頭部が激しくのけぞり急な首の痛みを訴えた。

・その30分後に意思疎通できない状態の彼が家族に発見され救急搬送された。

・右半身麻痺と失語症が認められ、

・発症から60分後に血栓溶解療法が施された。

・その後MRIで左脳に脳梗塞を認め、左内頚動脈の解離も確認された。

・患者には脳卒中の家族歴もなく血管危険因子もなかった。

・抗血小板療法をつづけて、3ヶ月後には後遺症なく退院できた。

・コロナウイルス感染症による全身性炎症が血管壁の脆弱性を高め、組織への軽い外傷によって解離に至った、と考えられた。


PCR検査のための鼻から綿棒による口腔咽頭ぬぐいとの因果関係が強く疑われる頸動脈解離による脳梗塞事例があった、


というおはなし。
PCR検体採取
感想:

中国では肛門に綿棒を入れるというから、直腸を痛めているひとが大勢いるとおもう。

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