元2021 12月 イギリス
脳卒中後の合併症のうちもっともよく見られるものの1つに「疲労」がある。
しかしその有病率は報告によりばらつき29-68%の幅がある。
そこで、これまでの研究についてメタアナリシスをこころみたそうな。
2020年11月までの関係する論文を厳選してデータを統合 再解析した。
次のことがわかった。
・患者6851人を含む35の研究が対象になった。・疲労測定にもっともよく使用された評価ツールはFatigue Severity Scale (FSS)だった。・FSSスコア4以上をもって疲労としたときの有病率は48%だった。・この割合は、発症後6ヶ月以内では36%で、それ以降は56%だった。・脳梗塞では36%、脳出血では66%だった。・アジア37%、ヨーロッパ51%だった。
