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2022年4月15日

BMIが動脈瘤を防ぐ理由

2022  3月  中国


くも膜下出血は死亡率が高く、未破裂脳動脈瘤の有病率は2-5%と考えられている。

脳血管障害と脳動脈瘤の発生 進展の危険因子は類似している。

そこで、脳卒中の家族歴のある集団での未破裂脳動脈瘤の有病率をくわしくしらべてみたそうな。



中国天津市の農村住民から無作為に脳卒中の家族歴のある者を募った。

アンケートと身体検査およびCTアンギオを行った。



次のことがわかった。

・平均年齢50.9、281人が参加した。

・脳卒中の家族歴のある者の未破裂瘤の有病率は10.3%(男性で9.8%、女性で10.9%)だった。

・ボディマス指数BMIが1単位あがるごとにその有病率は12.5%低下した。

・特に非肥満の男性で顕著で、BMIが1単位あがると有病率が32.8%低下した。

・LDLコレステロール値が高いと有病率が高かった。


脳卒中の家族歴のある者の10%に未破裂瘤がみつかった。BMIが未破裂瘤に対して保護的関係にあり、特に非肥満男性で顕著だった。ただしLDLコレステロール値の管理は必要、


というおはなし。
非肥満者の図


感想:

彼らは低所得農民のなので、栄養状態が悪く血管が薄い。だから瘤ができやすい。BMIの高いは栄養状態の改善を意味するって書いてある。

脳出血系は貧困病の側面がある。







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