元2022 6月 中国
心房細動は持続性の不整脈であり、高齢化や社会の工業化にともない増加すると考えられている。
その有病率についてこれまでいくつかの研究がおこなわれてきたが、結果は必ずしも一貫していない。
そこで、中国の全国規模の調査をおこない有病率と関連要因をくわしくしらべてみたそうな。
2020-2021年、中国22の省、自治区から参加者を募集し、
心電図をとり心房細動の有無を判定した。
次のようになった。
・平均年齢55、114039人を対象とした。・心房細動の有病率は、年齢とともに増加した。・年齢標準化した有病率は1.6%だった。・心房細動の関連因子として、年齢、男性、高血圧、冠動脈疾患、慢性心不全、心臓弁膜症、TIAや脳卒中、が挙げられた。
中国の成人人口における心房細動の有病率は1.6%であり、年齢とともに増加した。高齢、男性、心血管疾患は心房細動に強く関連していた、
というおはなし。
感想:
じぶんには縁がなさそうなのですぐに忘れてしまう。
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