本態性高血圧の原因は昼寝だった

元

Association of Nap Frequency With Hypertension or Ischemic Stroke Supported by Prospective Cohort Data and Mendelian Randomization in Predominantly Middle-Aged European Subjects

2022　　7月　　中国

日中の仮眠（昼寝）の頻度と本態性高血圧症または脳卒中との関連、およびその因果関係をくわしくしらべてみたそうな。

UKバイオバンクから高血圧や脳卒中のない358451人を対象に観察研究をおこなった。

その結果を検証するためにFinnGenバイオバンクから昼寝頻度に関連する123個の一塩基多型を抽出し、本態性高血圧症との関連を（メンデルランダム化）解析した。

MEGASTROKEコンソーシアムで脳梗塞との関連も調べた。

次のようになった。

・観察研究では、昼寝をしない場合と比較して、昼寝をする者の本態性高血圧症リスクは高く、脳梗塞のリスクも高かった。

・メンデルランダム化解析では、昼寝頻度の増加は本態性高血圧症と関連し、脳梗塞リスクの上昇も支持していた。

観察研究とメンデルランダム化解析により昼寝習慣が本態性高血圧症の原因である可能性が示された。脳梗塞との因果関係も支持された、

というおはなし。

感想：

ものごころついた頃から昼寝は欠かせなかったからなっとくしてしまう。

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