元2022 8月 オーストラリア
うつ病に処方される薬フルオキセチンによって脳卒中経験者の自殺念慮が改善できるものかどうかくわしくしらべてみたそうな。
脳卒中患者にフルオキセチンを1日1回投与し、6ヶ月間継続して1年後までフォローしたランダム化比較試験の AFFINITY トライアル (Assessment of Fluoxetine in Stroke Recovery)のデータを対象とし、
自殺念慮の有無は PHQ-9 (Patient Health Questionnaire-9)アンケートによって評価した。
次のことがわかった。
・平均年齢64、1221人の参加者のうち、自殺念慮のある患者は、介入前は11人で、・52週目では生存者1159人中36人いた。・26週間のフルオキセチン治療では、プラセボと比較して自殺念慮率に差はなかった。・自傷行為を繰り返す患者の95%に、重いうつ症状がみられた、
