元2022 8月 中国
肥満や過体重は脳卒中など心血管疾患のリスク要因であることはわかっている。
しかし中年期の体重の増減が心血管疾患におよぼす影響については、報告により結果が異なっているのでくわしくしらべてみたそうな。
平均年齢58、4年間の体重変化記録のある7530人について、
次のことがわかった。
・4年間に脳卒中319件、心臓イベント477件があった。・体重変化が2kg以下の安定群とくらべたときの、とくに脳卒中のリスクは、体重増加5kg以上の群では1.40倍、体重減少5kg以上の群では1.65倍だった。・体重の増減と脳卒中リスクとの間にU字型の関連がみられた。