元2022 11月 韓国
アルコール摂取は若年成人の脳卒中危険因子のひとつである。
若年成人におけるアルコール摂取の累積負担と脳卒中との関連をくわしくしらべてみたそうな。
韓国の国民健康保険データベースから、
2009-2012年に毎年4回の健康診断を受けた20-30歳を対象とした。
各健康診断時に週105g以上のアルコール摂取があると答えた場合を1点とし、4年間の合計点数0-4点をもって累積アルコール負荷スコアとした。
その後の脳卒中の発症との関連を解析した。
次のようになった。
・平均年齢29.5、1536668人を6年間フォローして、3153人が脳卒中を発症した。・アルコール負荷スコア2、3、4、の被験者はスコア0とくらべて脳卒中リスクが有意に高かった。・この正の用量関係は脳梗塞よりも脳出血でもたらされたものだった。・アルコール負荷スコア2、3、4のときの脳出血リスクはスコア0とくらべて、それぞれ1.30、1.42、1.36だった。
