元2022年 10月 イギリス
脳卒中を経験したひとはCOVID-19による合併症のリスクが高い。
したがって、このような脆弱集団へのワクチン接種は重要である。
ワクチンを躊躇することなく接種率を最大化するために、脳卒中経験者個人の見解をよりよく理解する必要があるのでくわしくしらべてみたそうな。
イギリスおよびアイルランドでの脳卒中経験者を対象にアンケート調査をおこなった。
次のことがわかった。
・377人の脳卒中経験者が対象になった。・87%がワクチンの初回接種済みまたはその予約をしていた。・2%が接種を拒否し、3%は決断を保留していた。・8%はワクチン接種の資格があるのにオファーを受けていなかった。・ワクチンの安全性(特に血栓や脳卒中のリスク)に懸念を示し、2回目のワクチン接種をためらう人もいた。・社会的、個人的な利益がワクチン接種の動機となっていた。・脳卒中経験者のCOVID-19合併症リスクについての情報が不明確かつ不足していた。
初回の接種率が高いにもかかわらず、少なからぬ脳卒中経験者がワクチンとの相互作用に関して、とくに血栓や再発のリスクを懸念していた。かれらの行動変容をうながしブースター接種をすすめるための適切な情報提供が必要である、
というおはなし。
感想:
目の前に1億円積まれてもお断りします。
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