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2023年4月8日

動作観察トレーニングの条件

2023  4月  インド


動作観察トレーニング(AOT:Action observation training)は脳卒中のリハビリテーションに用いられる。

AOTの中核をなすのは動画であり、介入をより確かなものとし一般化するためにはその動画パラメータに関する知識が不可欠ではあるが、

AOTに使用されるパラメータ情報はほとんどないので、あきらかにするべくレビューをこころみたそうな。



次のことがわかった。

・関係する70件の研究を対象とした。

・最もおおく報告されたパラメータは、動画の長さ(85.71%)と、視点(62.85%)だった。

・動画の長さは5分未満が好ましいようだった。

・上肢の細かい動作には一人称視点が、歩行の全体動作の観察には三人称視点が適していると考えられた。

・動作速度(7.14%)、サウンド(8.57%)については報告がもっとも少なかった。

・対照刺激として、静的風景や幾何学パターンがよく用いられていた。


脳卒中患者への動作観察トレーニングでは、動画の長さと視点以外のほとんどの動画パラメータは、まだ十分に報告されていなかった、


というおはなし。
動作観察トレーニング

動作観察トレーニング

動作観察トレーニング

動作観察トレーニング

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