元2023 4月 中国
喫煙は短長期的に脳卒中の発症に影響し、心拍や血圧の上昇とアテローム性血栓の成長を促す。
電子タバコはベイプとも呼ばれ、バッテリー稼働の電気的ニコチン供給システムである。
当初、禁煙のための代替ツールとして国際的に導入され、この10年で急速に使用が拡大した。
しかし最近の研究で電子タバコの使用が脳卒中リスクを高める可能性が指摘されているのでくわしくしらべてみたそうな。
2017-2018年の国民健康・栄養調査(NHANES)からデータを取得した。
全個人を、非喫煙者、可燃タバコ単独、電子タバコ単独、可燃タバコと電子タバコの両方の二重使用、という4つのグループに分け、脳卒中との関連を解析した。
次のことがわかった。
・年齢中央値55の4022人が対象になった。・関係因子で調整後、電子タバコ単独群、可燃タバコ単独群、可燃タバコと電子タバコの併用群のオッズ比は、それぞれ2.07、2.36、2.34だった。
電子タバコの単独または可燃タバコとの併用は、可燃タバコ単独と同程度に脳卒中リスクを高める可能性がある、
というおはなし。
感想:
日本はアイコスという葉っぱを電気加熱するタイプが流行っているらしいけど使っている人を一度も見たことはない。
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解禁になったばかりのGoogleのBardに訊いてみた。
私「電子タバコで脳卒中になりやすいって本当?」
Bard「電子タバコが脳卒中のリスクを高める可能性を示唆する証拠がいくつかあります。雑誌「Stroke」に掲載された2020年の研究では、電子タバコを使用している人は、電子タバコを使用していない人よりも脳卒中になる可能性が高いことがわかりました。この研究では、電子タバコを使用し、従来のタバコを吸っている人では、脳卒中のリスクがさらに高くなることがわかりました。
本研究の著者らは、電子タバコが血管に炎症や損傷を与えることで、脳卒中のリスクを高める可能性があるとみています。また、電子タバコには、脳卒中の危険因子として知られているニコチンが含まれています。
しかし、この研究は観察研究であり、電子タバコが脳卒中を引き起こしたことを証明することはできないことに留意する必要があります。電子タバコと脳卒中の関連性を確認するためには、さらなる研究が必要です。
その間、電子タバコの潜在的なリスクについて知っておくことが重要です。脳卒中のリスクが気になる場合は、医師に相談するのが一番です。」