~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

2023年12月26日

もやもや病の隠れた脅威:半数以上が認知障害!

2023  12月  シンガポール


認知障害、長期的にはアルツハイマー病、血管性認知症、混合型認知症はもやもや病(MMD)の潜在的合併症であるが、その有病率や関連性は十分に確立されていないのでメタアナリシスをこころみたそうな。



PubMed(MEDLINE)、EMBASE、Scopus、Cochrane Libraryの4つの電子データベースを系統的に検索し、2023年5月7日までの関係する研究を抽出した。



次のことがわかった。

・17の研究がメタ解析に組み入れられ、総患者数は1190人であった。

・すべての研究で認知機能が評価され、MMD患者における認知障害の全有病率は54.59%であった。

・とくに、実行機能障害の有病率は31.55%であった。

・認知障害は年齢、教育レベル、脳梗塞や脳出血の既往とは関連していなかった。


もやもや病患者の過半数が認知障害を有しており、認知障害は脳卒中の既往とは関連がないことがわかった、


というおはなし。

もやもや病

もやもや病

もやもや病

もやもや病


感想:

けっこうおおいのね。







ご意見 ご感想はこちら

名前

メール *

メッセージ *