元2024 2月 中国
イチョウは2億年まえから存在し、その葉のエキス(GBE:Ginkgo Biloba Extract)には、抗酸化、血小板凝集の抑制、血管拡張などの効果が認められており、脳卒中の補助療法としての研究がおこなわれている。
そこで、脳内出血(ICH)へのGBEの臨床的有効性と安全性を系統的にしらべてみたそうな。
ICHの補助療法としてのGBEに関するランダム化比較試験(RCT)を中国語と英語の7つのデータベースで検索した。
次のことがわかった。
・合計19のRCTのメタアナリシスにより、通常療法にくらべてGBEの追加により、神経症状NIHSSスコアおよびCSSスコアが低く、血腫が小さくなり、・脳浮腫の体積は小さく、ADLスコアは高かった。・さらに、認知機能MoCAスコアは高かった。・また、血清中の炎症マーカーhs-CRP、TNF-α、IL-6は低値であった。有害事象の発現率は、通常治療単独とGBE併用で有意差は認められなかった。