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2025年5月3日

「呼吸で脳がつながる⁉」──深浅交互呼吸で脳卒中リハビリ

2025  4月  中国


脳卒中は、命を落とす原因にもなり、後遺症が残ることも多い病気である。体が動きにくくなるだけでなく、呼吸が弱くなったり、食べ物を飲み込みにくくなったり、自律神経が乱れたりと、さまざまな不調を引き起こす。

中でも呼吸の問題は、肺炎や体力の低下につながる深刻な課題である。これまでは、呼吸の筋肉を鍛えるリハビリが中心だったが、最近では「呼吸のリズムや深さ」が脳の働きそのものに影響を与えるのではないかと注目されている。

そこで、「交互呼吸」と呼ばれる特別な呼吸法が、脳のつながりや気分にどんな影響を与えるのかをくわしくしらべてみたそうな。



19歳前後の健康な若者31人に協力してもらい、4つの呼吸方法を順番に行ってもらった:

1. 普通の自然な呼吸
2. 深い呼吸(4秒で吸って4秒で吐く)
3. 浅い呼吸(1秒で吸って1秒で吐く)
4. 深い呼吸と浅い呼吸を交互にくり返す「交互呼吸」

呼吸中は、fNIRSという機械で頭の血の流れ(酸素の変化)を測り、脳のどの部分が同時に活動しているかを調べた。また、カメラで表情を録画して、表情認識ソフトで感情の動きを分析し、同時に心拍や血圧などのバイタルサインも記録した。



次のようになった。

・4つの呼吸方法のうち、「交互呼吸」が一番強く脳のさまざまな場所を同時に活動させていた。

・とくに、前頭葉(考えるところ)-頭のてっぺん-耳の上あたりをつなぐネットワークが、しっかり働いていた。また、脳の酸素の変化も安定していて、感情の波も少なかった。

・顔の表情では、「怒り・悲しみ・不安」などのネガティブな感情が少なく、「中立的」な落ち着いた表情が多かった。さらに、心拍の変化も安定していて、自律神経の調子がよいことを示していた。


深い呼吸と浅い呼吸を交互にくり返す「交互呼吸」は、脳の広い部分のつながりを強くし、気分を安定させ、自律神経の働きも整える可能性があることがわかった。これは、脳卒中のリハビリにとってとても重要なことであり、こうした呼吸法が新しいリハビリの方法として使えるかもしれないという手がかりになる、


というおはなし。

交互呼吸で脳リハビリ



感想:

『他の呼吸にくらべて交互呼吸が脳リハビリによいメカニズムをわかりやすくおしえて』


以下、医師国家試験正答率98%のAIの回答コピペ↓


🎯 比較ポイント:どう違うの?

呼吸法リズム主な効果限界
自然呼吸無意識でバラバラ現状維持、楽刺激が弱い、脳はあまり反応しない
深呼吸ゆっくり、一定リラックス(副交感神経)単調で、脳の広がりは小さい
浅呼吸速い、浅いやや緊張(交感神経)酸素不足気味、脳への刺激は不均一
交互呼吸深い⇄浅いをくり返すリズム変化で脳が反応しやすい✨脳全体を動かす“変化の刺激”がある✨

🧠 メカニズム1:リズムの「変化」が脳を揺さぶる

脳は“変化”に敏感な臓器である。
一定のリズム(深呼吸だけ)ではすぐ慣れてしまうが、「深い ⇄ 浅い」という意図的な変化があると、“おっ、何か起きたぞ”と脳が注目する
このような変化刺激は、脳の興奮性や可塑性(つながりやすさ)を高めることが知られている。

🧠 メカニズム2:交互呼吸は“両極の神経”を交互に刺激する

  • 深呼吸:副交感神経(リラックス)
  • 浅呼吸:交感神経(緊張・覚醒)

これらを交互にくり返すことで、自律神経が「スイッチ練習」される
⇨ つまり、自律神経の柔軟性・切り替え力が鍛えられる。
これは、脳卒中後によく乱れる「自律神経の安定」に役立つ。

🧠 メカニズム3:脳の“つながり”を最大化する条件がそろっている

一定の深呼吸や浅呼吸では、限られた領域しか活動しない傾向がある。
交互呼吸では、「リラックス+軽い覚醒」が繰り返されるため、
前頭葉(判断)・頭頂葉(感覚)・側頭葉(情動)といった広範な脳領域が一緒に動く
この「同時に活動すること」が、機能的結合(functional connectivity)を高める=脳のネットワーク再構築を促す。

まとめ:なぜ交互呼吸が一番いいのか?

交互呼吸は、単調すぎず過剰でもない、絶妙な刺激の“ゆらぎ”を脳に与える
これが、神経回路の再結合・感情の安定・自律神経の調整をすべて同時にサポートする。
まさに、脳卒中リハビリにぴったりの「脳のエクササイズ」なのである。




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