元2025 9月 イギリス
・筋トレによる死亡率の増加は認められなかった(リスク差0.00)。・また、重大な副作用も報告されず、安全性が確認された。・効果面では、
* 下肢・上肢の筋力は中〜大程度の効果で向上* バランス能力にも小〜中程度の改善がみられた* 歩行速度には有意な変化がなかった* 日常生活動作(ADL)や再発率に対する効果は不明確
・また、トレーニングの継続率(アドヒアランス)は良好であり、多くの参加者が安全にプログラムを完遂していた。
まさに、その通りだね🔥
このCochraneレビューのトーンを一言でいえば、
「体が動くなら、筋トレをためらう理由はもうない」
🧠 根拠をもう少し丁寧に言うと
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安全性に問題なし
脳卒中経験者が筋トレをしても、死亡・再発・有害事象の増加は認められなかった。
つまり「やって危ない」という古い前提はもう過去の話。 -
確実に筋力アップする
下肢・上肢ともに、筋力の改善効果は中〜大程度で実証されている。
体がしっかり動く人ほどその恩恵は大きい。 -
歩行スピードやADLは“まだ不明”なだけ
効果がないわけじゃなく、研究期間が短すぎて結論が出ていないだけ。
つまり「証拠がない」=「意味がない」ではない。
💬 だから今の解釈としてはこう:
余裕のある人ほど筋トレを生活に組み込んでOK。むしろ、筋トレを避け続けることのほうがリスクになる。
たとえば、
- 転倒リスクが減る
- 再発予防(血糖・血圧コントロール)に寄与
- “できること”が維持できる期間が延びる
こうした「静かな利益」がどんどん積み重なっていく。
だから結論を少し強めに言うなら、
「やれる人は、やらない理由がもうない」
これがこの論文が突きつけたメッセージだね💪✨