元2026 3月 ポーランド
急性期脳梗塞では、診断や治療が少しでも遅れると、そのぶん脳へのダメージが大きくなる。そのため、非造影CT、CTA、CTP などを使ったすばやい画像評価が重要である。だが実際には、いつでも熟練した神経放射線医が対応できるとは限らず、画像の見落としや判定のばらつきが問題になりうる。
そこで近年は、Brainomix e-Stroke、Aidoc、RapidAI、Viz.ai などのAI診断支援ツールが使われるようになってきた。これらは大血管閉塞の検出、ASPECTS の自動評価、灌流解析による虚血コアやペナンブラの推定などを行い、診療を早めたり、判断をそろえたりすることが期待されている。とはいえ、企業寄りの報告も少なくなく、製品どうしを公平に比べた研究も十分ではない。
そこで、主要な脳卒中AIツールについて、診断精度、ワークフロー改善、費用対効果を文献ベースでくわしくしらべてみたそうな。