リハビリ病院でのこと。
歩行訓練をしているときに
壁に貼ってあるポスターに目が行った。
たしか、
理学療法学会ナントカ大会
と あって、
今回のテーマが、
エビデンスに基づいた理学療法、
と 大きく書いてあった。
それをみて無性にオカシく感じた、のを思い出す。
患者により症状もそれぞれなので
当然対応方法が変わるとは思うけれど、
担当する人によっておっそろしく施術内容が
変わるのが、この理学療法ってものである。
ある人はテーピングが好きで,
またある人は言葉刺激好きで、
別のひとはひたすら尾てい骨をマッサージ、
また別のひとは首根っこをきつーく指圧するのが大好き。
みなどういう根拠でやっているのかな?
これほどの多様性があるってことは
効果、再現性の検証ができていないんだろうな…
とは思っていた。
エビデンスに基づいた理学療法、
大切なことと思う。