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2010年1月25日

リハビリ辞めちゃおっか

最初の 急性期病院でのこと。

集中治療室を出ると すぐにリハビリが始まった。

担当の理学療法士は若い女性だった。


リハビリ  やるんだけれども、

もちろん思うように動かない。


指示されたとおりに動作を繰り返すことができない。

すると 私がやる気に欠けると思うのか、その療法士は

『じゃ、リハビリ辞めちゃおっか』  と言う。


その後も何かと言うと、すぐ
『じゃ、リハビリ辞めちゃおっか』
になる。


やる気を出させようとして言っている とはなんとなく理解したが

医者はこの病気を直すことが出来ないし、

いまはどんなに頼りなく見えてもあなたに頼るしかない、って状態の時に
その理学療法士は 自分の思い通りにゆかないと

仕事(リハビリ)を放棄するという脅しをかけてくる。

すくなくともわたしには  そう感じられた。


いまになってみると本人にそんなつもりはなかった であろうことは理解できるが、

その時は本当にツラかった。

涙がにじんだ。

人の弱みにつけ込む卑劣な言い方だ、とすら思った。

そのときは…




結局、言いたいのは、

リハビリではお互いがコミュニケーションを適切にとることが
目的達成のための 本当に、一番大切な要素である、ってこと。

ただ立場上、療法士側に そのスキルの充実が求められている、と思う。

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