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2011年5月14日

音楽サポート療法で脳の可塑性がアップ


Music-Supported Therapy induces plasticity in the sensorimotor cortex in chronic stroke: A single-case study using multimodal imaging (fMRI-TMS).
2011 5月 ドイツ




音楽サポート療法Music-Supported Therapy)の

脳卒中上肢麻痺の治療効果を最新測定機器を使って調べたそうな。



音楽サポート療法

直径20センチほどのパッドを8つ連ねて、

それらをたたくとピアノの音階が鳴るようにした装置を利用する。



麻痺手、健常手の人差し指をもちいてパッドを叩き曲を演奏する。

上達に合わせて難度を調節できる。



脳卒中発症後1年半程たった患者について

このトレーニングを4週間実行する。



動作および脳の活動領域、皮質の反応のしやすさ等を

MRITMS機器を用いて評価した。




その結果、

音楽サポート療法によって、脳の活動領域とその反応の仕方に

良好な変化が観察できた。


音楽サポート療法は慢性期脳卒中患者の脳の

感覚運動野を鍛えるのにとても適しているのではないだろうか…


というお話。






感想:

パッドを叩く動作に伴い音が出るところがポイントだと思う。


そのうち 太鼓の達人療法が論文になる予感。


これはリハビリに使える

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