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2011年11月7日

嚥下障害は脳梗塞の2割で起こり、多くは重症ではなく、勝手に治る


Swallowing disorders after ischemicstroke.
2011  10月  ブラジル



脳梗塞後の嚥下障害について調べたそうな。


過去の患者記録を調べて、

脳梗塞で入院が必要になった患者のうち、

以前に関連する病気で入院したことの無い者

596人を分析対象とした。



患者の特徴は、

50.5%が男性、49.5%が女性、平均年齢65.3歳、

79.4%が高血圧、36.7%が糖尿病、42.7%が喫煙、13.3%が死亡



そのうち、

・嚥下障害は19.6%に見られ、

91.5%は中程度、8.5%は重症だった。

87.1%は2年以内に勝手に治っていた。

・脳幹部の梗塞が6.8%あった。







嚥下障害は脳梗塞患者のおよそ2割に見られ、

そのほとんどは中程度の症状で、

高齢、糖尿病、脳幹部の梗塞などが危険要因と考えられた、


というおはなし。


写真:嚥下の道

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