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2012年4月19日

急性期脳卒中患者の転倒頻度について


Falls in hospitalized acute stroke patients.

2012  4月  ボスニア・ヘルツェゴビナ


急性期脳卒中患者の入院中の転倒について調べたそうな。


転倒の定義は、

意図せずに足以外の身体の部分が床に着いてしまうこと、

とした。



1809人の急性期脳卒中患者のうち、

・85%が脳梗塞、15%が脳出血だった。



平均12日間の入院期間中

3.3%、61人が転倒を経験した。




転倒した者のうち、

・80%が脳梗塞、20%が脳出血だった。

・69%が方向感覚障害を持ち、

・77%が失語症、

・62%の転倒は夜間に起き、

・72%は入院後5日以内に起きた。

・52%は打撲、擦り傷程度の怪我で済んだ。






急性期脳卒中患者が入院中に転倒する割合は

3.3%で、重い怪我を負うことはほとんどない。

その多くは入院後間もない夜に起きた、


というおはなし。


写真:入院中の転倒

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