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2012年5月20日

脳卒中から退院したオッサンにGPSを着けて1年間監視してみた


Monitoring community mobility with global positioning system technology after a stroke: a case study.
2012  5月  アメリカ




退院した脳卒中経験者の活動状況をGPSの記録から推測してみたそうな。



脳幹梗塞を患った56歳のある男性に 退院後GPS記録装置を与えて、

寝るとき以外は着けるよう促した。



事前によく行きそうな場所を10箇所ピックアップして

ゴールとして得点カウントした。


退院直後、5週後、9週後、6ヶ月後、12ヶ月後の

各時点での1週間の平均活動状況をGPS記録から分析した。




結果は、

・退院時の6分間歩行距離は73mだった。

・1年後の6分間歩行距離は288mに延びた。

・退院後10週までは、週に平均7.6箇所のゴールを訪れ、27回外出していた。

・加速度分析によると、特に活動的になったわけではなかった。

・1年を通して訪問ゴールの数や外出回数は変わらなかった。






GPSの記録を分析すると

被験者の歩行スピードや外出頻度だけからはわからない

活動状況の別の側面が見えてくることがわかった、


というおはなし。



写真:GPS


感想:

自分のGPS記録を公開したら、

運転中のスピード違反はもちろん、

広い家なら一日に何回ウンコをしたかまで

バレちゃうんだろうな。

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