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2013年6月15日

脳卒中1年後でも無気力でアパシーな人の特徴


Post-Stroke Apathy: An Exploratory Longitudinal Study.
2013  6月  ポルトガル

脳卒中後のアパシー(無気力)の1年後と急性期の比較、影響する要因などを調べてみたそうな。


失語や意識障害のない脳卒中患者について、認知機能テスト、心理テスト、自立度、生活の質を調査し、関連を解析した。


次のようになった。

・平均年齢63、76人の脳卒中患者のうち、アパシーは急性期で17人、1年後に18人いた。

・1年後アパシー患者の41%は急性期から続いていた。

・アパシーは認知障害の既往、抽象言語理解力の低下、低自立度と関連があった。

・特に、抽象言語理解力低下と急性期アパシーは、1年後アパシーの強力なリスク要因だった。

・アパシーがあっても生活の質は悪くならなかった。



脳卒中急性期にアパシーの患者はずっとアパシーになりやすく、抽象言語理解力に問題があるとさらにその傾向は強くなる。しかし生活の質には影響しない、


というおはなし。




感想:

apathyの意味。 【名詞】1無感動.2無関心,冷淡,しらけ


抽象言語理解力って、たぶんこういうこと。


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