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2014年3月7日

視動性刺激療法とは 半側空間無視を治す新しい方法


New therapy helps to improve audio and visual perception in stroke patients
2014  3月  ドイツ

脳卒中のあとの半側空間無視を治療するあたらしい方法を見つけたそうな。


optokinetic stimulation therapy:視動性刺激療法では、大きなスクリーンに複数のドットの塊が表示され、それらが右から左へゆっくりと流れてゆく。

特に、ハイライトされた塊に視線を合わせて右から左へと目で追跡し、画面から切れたらまた右へ注意を戻す、
を繰り返す訓練である。


この方法と従来の視野探索訓練について50人の患者で比較したところ、

・視動性刺激療法では視覚および聴覚の無視改善に明らかに効果があった。

・またこの効果は持続した。

・一方、視野探索訓練ではまったく改善はなかった。


視動性刺激療法は半側空間無視治療にとても効果的である、


というおはなし。

図:視動性刺激療法


感想:

半側空間無視って、音も無視しちゃうんだなぁ…  

いままで気が付かなかったゎ。

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