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2014年9月5日

上肢の痙縮はだんだんと良くなってゆくものなの?


Upper-Limb Spasticity During the First Year After Stroke: Stroke Arm Longitudinal Study at the University of Gothenburg.
2014  8月  スウェーデン

上肢の痙縮が脳卒中発症後1年間にどう変化してゆくものなのか調べてみたそうな。


脳卒中患者117人について、発症から3,10日、4週、3,6,12ヶ月後に痙縮の程度および感覚運動機能、疼痛、関節可動域等を評価した。


次のことがわかった。

・3日時点で25%が、12ヶ月後には46%に上肢の痙縮が見られた。

・この間、痙縮のあるほとんどの患者では 時が経つに連れ痙縮が強くなっていった。

・痙縮は初め肘の屈筋に、次に肘の伸筋、そして手首の屈筋に現れた。

・痙縮がある患者は運動機能の障害、痛み、関節可動域の減少、知覚低下の問題もあった。


脳卒中患者の約半数に痙縮が見られ、時間が経つにつれ悪化していった、


というおはなし。


感想:

もう5年経つけど、左腕にだけ大リーグボール養成ギプスを着けているような感覚は常にある。

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