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2014年11月16日

子供のころ脳卒中になると社会に馴染めなくなってしまうの?


Social competence following neonatal and childhood stroke.
2014  11月  アメリカ

子供の脳卒中と社会能力について調べてみたそうな。


新生児期の発症ケースを含む子供の脳卒中について、神経症状や認知能力、社会結果の複数の側面を ぜんそく経験者と比較した。


次のことがわかった。

・全体的に脳卒経験者では適応行動に障害が見られた。

・神経症状が重くなると適応行動、社会適応、社会参加に障害が見られた。

・認知能力の低下および問題行動の増加は社会適応の障害と関連があった。

・梗塞が大きいと神経症状が重く、低IQ、低社会参加だった。


子供の脳卒中は IQや行動に明らかな問題は見られないものの、適応力や社会能力に障害をもたらす。梗塞サイズや神経、認知障害、問題行動は社会への適応や参加を危うくする要因となる。そのような子供たちへの年齢に応じた支援が必要だろう、


というおはなし。


感想:

脳の可塑性の高い子供ですら こういう問題をひきずるってことは、コミュ力ってとても高度な脳の働きなんだろうな、、と思った。

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