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2015年3月29日

脳内出血患者の「蘇生措置拒否」を指示しなかったところ 死亡するはずの患者が元気になった


Full medical support for intracerebral hemorrhage
2015  3月  アメリカ

脳内出血の予後予測スコアに反して蘇生措置拒否(DNR)指示をださなかった場合でも、
ひょっとして死亡率は高くもなく回復もいいんじゃないか、、という考えを検証してみたそうな。


5箇所の医療施設に入院した脳内出血患者でDNR指示の無いケースについて調査したところ、


次のようになった。

・平均年令62、109人の患者を対象とした。

・血腫の大きさは平均39ccで 症状スコア予測では30日死亡率は50%とされた。

・ところが実際の死亡率は20.2%にしか達しなかった。

・90日時点では 27.1%が死亡し、21.5%が重度の障害を負う一方、

・29.9%は機能回復良好で、さらに21.5%はやや重症な程度に落ち着いた。


脳内出血患者へガイドラインに沿った蘇生措置拒否の指示を出さなかったところ 従来予想に反して死亡率がかなり低かった。機能回復も悪くはなかったので いままでのやり方ちょっと変えたほうがいいんじゃね?


というおはなし。

蘇生措置拒否

感想:

DNRを認めると必要なサポートが為されなくなって、積極的に死なせるように状況が推移してゆくのかね。

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