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2016年1月20日

感情失禁で泣きと笑い どちらが多いのか?


Prevalence of Pseudobulbar Affect following Stroke: A Systematic Review and Meta-Analysis.
2016  1月  イギリス

脳卒中患者の感情変化の不安定さはよく知られているが、どのくらいの患者がそうなるのかは明らかでない。

そこで脳卒中のあとに情動調節障害であるスードバルバーアフェクト(PBA)になった患者についてのこれまでの研究を総括してみたそうな。


関連する信頼度の高い研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・被検者3391人を含む15件のPBA研究がみつかった。

・PBA患者の割合は、脳卒中の発症後1ヶ月未満で17%、1-6ヶ月内で20%、6ヶ月以降では12% だった。

・症状は、笑いの暴走よりも泣くほうが多かった。

泣き笑いの感情がコントロールできなくなるスードバルバーアフェクトは、脳卒中患者のおよそ5人に1人が経験していた。さらに8人に1人では半年後にも起きていた、


というおはなし。




感想:

感情失禁のほうがわかりやすいな。

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