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2016年6月10日

小脳梗塞になった御犬様の症状とは


Neurological signs in 23 dogs with suspected rostral cerebellar ischaemic stroke.
2016  6月  デンマーク

犬の脳卒中では小脳の梗塞が多い。その症状と予後について調べてみたそうな。

複数の動物病院で前小脳動脈からの梗塞がMRIで確認された犬23頭(♀13 ♂10)について調査したところ、


次のことがわかった。

・犬種はキャバリア・キングチャールズ・スパニエルが9頭でもっとも多かった。
キャバリア・キングチャールズ・スパニエル

・いちばんの症状は歩行失調で、11頭は目標で止まることができず、6頭は歩けなかった。

・次いで、頭部のかしげ(13頭)、眼振(8頭)、威嚇反応消失(7頭)、姿勢反応障害(7頭)、固有感覚障害(5頭) だった。

・これら神経症状はMRI上の梗塞の拡がりと関係なさそうだった。

・全ての犬は生存し、1-10日後には退院した。

小脳梗塞で入院した犬の症状は、歩行失調、頭部傾げ、眼振などだった。概ね回復は良く1週間程度で退院できた、


というおはなし。

写真:犬の小脳梗塞

感想:

犬のMRIはいまどき普通のことなのかね。上の3例は1.5Tのドイツ製装置で撮ってるんだよな。
なにかが間違っている気がしてならない、、、

これ↓思い出した。
右脳梗塞の犬は余命が極端に短いことが判明!(∪^ω^) わんわん

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