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2016年11月12日

5年後も障害が残る脳卒中患者の割合と特徴


The Disability Rate of 5-Year Post-Stroke and Its Correlation Factors: A National Survey in China.
2016  11月  中国

脳卒中後の障害についての研究は短期的なものがおおい。

そこで長期的 大規模に調べてみたそうな。


中国全土から脳梗塞患者893人を選び5年後の状態を調査した。

障害ありは modified Ranking Score (mRS)が2以上とした。


次のことがわかった。

・なんらかの機能的障害のある者の割合は45%だった。

・高齢、低教育レベル、脳卒中歴、入院時に重症、うつ、3ヶ月時点の認知障害、5年以内の脳卒中再発 が明らかな関連要因だった。

脳卒中から5年後にも障害が残っている割合は高かった。うつ対策や再発予防が重要だろう、


というおはなし。
図:5年後の障害要因

感想:

逆の印象だな。55%は明らかな障害はないってこと。
テレビや雑誌で刷り込まれた脳卒中への恐怖に比べたらハッピーな現実ではなかろうか。

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