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2017年3月3日

再発予防のおくすりをやめてしまう人の特徴


Associations between Ischemic Stroke Follow-Up, Socioeconomic Status, and Adherence to Secondary Preventive Drugs in Southern Sweden: Observations from the Swedish Stroke Register (Riksstroke).
2017  2月  スウェーデン

脳卒中の再発予防のための投薬と医師のフォロー、そして服薬遵守率との関連をしらべてみたそうな。


2008-2010脳梗塞患者5602人ぶんの医療記録を解析したところ、


次のことがわかった。

・退院後90日以内に医師の訪問フォローを受けた患者は75%だった。

・医師のフォローのなかった患者の14ヶ月後の降圧薬、抗血小板薬の服薬遵守率は明らかに低かった。

・14ヶ月後の服薬遵守率はそれぞれ、抗血小板薬85%、ワルファリン69%、降圧薬88%、スタチン76%だった。

・14ヶ月以内に3人に1人は1種類以上の薬をやめていた。

・3ヶ月時点で日常生活動作が要介助の患者ほど服薬遵守率がひくく、年齢、性別、教育歴によらなかった。

脳卒中の再発予防のための薬を続けている率は、およそ1年後間ではっきりと低下していた、


というおはなし。
図:脳卒中患者の服薬遵守率

感想:

じぶんじしん降圧薬を2年以上まえにやめた。

再発予防の服薬指導は、檀家制度に似ている気がしてならない。『お布施しないとご先祖様が浮かばれず良くないことがおきますよ、、、』

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