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2017年8月19日

脳卒中患者が語る視力障害の経験


Stroke survivors’ views and experiences on impact of visual impairment
2017  8月  イギリス

脳卒中患者のおよそ60%はなんらかの視覚障害を経験するといわれている。

この件について、患者の生の声をあつめてみたそうな。


20-75歳で脳卒中後1年以上経つ男女35人に面談して聴き取った内容を分析したところ、


次のことがわかった。
・内容は5つのテーマ(診断、症状、日常生活、適応、情報 )に分類できた。

・視覚障害があっても脳卒中が原因だとはすぐに気づかずに別の原因を探していた。

・おおくの患者は視覚の問題に対してなんの評価も治療も受けていなかった。

・視覚障害は視野の欠損、複視、視力の低下などを含んでいた。

・視覚の問題は自信の低下、他者への負担、衝突や事故、転倒への恐怖につながっていた。

・独自の工夫(虫眼鏡、おおきく印刷、照明を強く、白杖を持つ)で適応していた。

・視覚問題についてのサポートや情報が明らかに不足していた。

脳卒中後の視覚障害は日常生活におおきな影響を与えていたが、そのおおくは早期の視覚評価と対策があれば避けられるものだった、


というおはなし。
図:脳卒中後の視力障害

感想:

視力1.5が突然0.4になっちゃったわりには 自動車の運転を再開するまでその深刻さに気づかなかった。

トンネルにはいったときにあまりにも周りが見えなくて肝を冷やし、翌日メガネ屋に飛び込んで視力を知った。

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