日本の12万人が証明：「くも膜下出血を防ぐコレステロール」は思ったより高かった

元

Serum Total Cholesterol and Fatal Subarachnoid Hemorrhage in 120,000 Japanese: A Pooled Analysis of Data from 12 Cohorts

2025　　5月　　日本

くも膜下出血（SAH）は日本で最も致死率が高い脳卒中のひとつであり、発症を防ぐためにはリスク要因をしっかり把握しておくことが大切である。

これまで「コレステロールが低いと出血性の脳卒中になりやすい」という話はあったが、SAHとの関係についてははっきりしていなかった。

そこで、日本人男女12万人のデータを使って、血液中の総コレステロールの値とSAHによる死亡リスクの関係をくわしくしらべてみたそうな。