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2012年11月30日

麻痺した脚に焼きを入れたあと急冷する拷問を8週間続けたら脳卒中患者が歩き出した


Effects of Noxious versus Innocuous Thermal Stimulation on Lower Extremity Motor Recovery 3 Months after Stroke.
2012  11月  台湾
脳卒中下肢麻痺患者への温度刺激効果を調べてみたそうな。


発症3ヶ月程度の脳卒中患者34人について、

下肢に与える温度別に

次の2つのグループに分けた。


47℃/2℃:痛みを感じるほどの高温、低温刺激グループ 

・40℃/24℃:比較グループ


各グループとも、

各回30分間×週3回×8週間 の温度刺激と

通常のリハビリを行い、12週間後まで追跡調査した。




次のようになった。

・痛いほどの温度刺激を受けたグループでは下肢運動機能が凄まじく改善した。

・比較グループではほとんど改善はなかった。

・この改善効果のグループ間の差は12週間後に最大になった。


8週間に及ぶ高温、低温刺激と

通常のリハビリとの組み合わせにより

下肢の運動機能が大きく改善し、

その効果が3ヶ月以上持続することがわかった




というおはなし。

図:温冷刺激と脳卒中麻痺

感想:

動物実験かと思ったら人間だったのでオドロイタ。

この記事↓を思い出した。
温度刺激治療で麻痺脚が動いた

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