元2026 3月 日本
心房細動のある高齢者では、脳梗塞を防ぐ基本の薬は抗凝固薬である。ところが実際には、心筋梗塞や動脈硬化、過去の脳梗塞などをあわせ持つ人も多く、「抗凝固薬だけでなく抗血小板薬も足したほうが、血管のつまりをもっと防げるのではないか」と考えられることがある。
だがその一方で、薬を重ねれば出血の危険も高まりやすい。特に高齢者では、腎機能の低下、血管のもろさ、多剤併用、転倒しやすさなどが重なり、話が単純ではない。
そこで、75歳以上の心房細動患者で、抗凝固薬だけの場合と、抗凝固薬に抗血小板薬を足した場合とで、実際の成績に差があるのかをくわしくしらべてみたそうな。