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2016年6月27日

カニ歩きと後ろ歩き 片麻痺リハビリに効果的なのは、、


Comparison of the Effect of Lateral and Backward Walking Training on Walking Function in Patients with Poststroke Hemiplegia: A Pilot Randomized Controlled Trial.
2016  6月  韓国

片麻痺患者の後ろ歩き訓練と 横歩き訓練の効果を比較してみたそうな。


脳卒中片麻痺患者51人を、17人ずつ次の3グループに分けた。

*通常歩行
*後ろ歩き
*横歩き

各30分間の訓練の後、10m歩行テストおよび各種歩行パラメータの解析を行ったところ、


次のことがわかった。

・歩行速度、歩幅、歩行対称性などの点で横歩きグループが他の2グループよりも明らかに改善度が高かった。


脳卒中患者の非対称的な歩行パターンは、横歩き訓練によって改善できるかもしれない、


というおはなし。

図:横歩きリハビリ

感想:

これ↓思い出した。
後ろ歩きの効果をきっちりと検証することにした

2020年6月13日

後ろ歩きトレッドミルとボツリヌス療法


2020  5月  イタリア


神経疾患患者の歩行でのCPG(central pattern generator)メカニズムの改善のために、後方歩行が推奨されている。

また、ボツリヌス毒素A型は、脳卒中後の痙縮に対する有効でかつ安全な治療法と考えられている。


そこで、ボツリヌス毒素A型治療を受けている慢性脳卒中患者の歩行障害を、後方トレッドミルトレーニング(BTT)と標準的な前方トレッドミルトレーニング(FTT)で比較してみたそうな。

2022年12月31日

「後ろ歩き速度」これ以下だと障害あり

2022  12月  中国


脳卒中患者の移動能力評価にはおもに前進歩行速度がもちいられる。

機能回復が良好な患者についてはさらに難易度の高いテストをおこなうことで移動能力の障害をあきらかにできる。

後ろ歩きが移動性障害のスクリーニングに敏感であるとする報告があるが、判別のためのカットオフ速度はわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年7月12日

後方歩行訓練のメタアナリシス

2020  7月  中国

後方歩行(Backward walking)訓練は脳卒中リハビリテーションでますます用いられるようになってきてはいるが、その有効性はいまだあきらかになっていない。

そこで脳卒中患者への後方歩行訓練の効果のメタアナリシスをこころみたそうな。

2014年4月18日

後ろ歩きの効果をきっちりと検証することにした


Effect of backward walking treadmill training on walking capacity after stroke: a randomized clinical trial.
2014  4月  ブラジル

後ろ向き歩きの効果を検証してみることにしたそうな。

トレッドミルを後ろ向きに歩かせる訓練の方が、前向きに歩かせるよりも歩行能力が改善するであろうという仮説を立てた。

88人の脳卒中経験者について、前向き歩行と後ろ向き歩行のグループに分けて
1回30分間x週3日x6週間の訓練を行う。

そして3ヶ月後まで効果をフォローする。

上記のような臨床試験計画を立てた


というおはなし。




感想:

たしかに後ろ向き歩きは気持ちがイイんだけど、公道でやると危ない。

まさにトレッドミルに適した訓練法だと思った。

調べてみると、
後ろ向き歩きが脳卒中患者の歩行対称性を大きく改善したという報告があった。
Gait outcomes after additional backward walking training in patients with stroke: a randomized controlled trial.

追記:
後方歩行トレーニングの効果

2017年12月18日

後方歩行トレーニングの効果


A Backward Walking Training Program to Improve Balance and Mobility in Acute Stroke: A Pilot Randomized Controlled Trial.
2017  12月  アメリカ

後方歩行トレーニングは膝への負担がちいさいことから整形外科シーンで用いられることがある。

脳卒中患者の後方歩行では視覚的に予期できない状況への対処や通常とは異なる運動パターンから、バランス改善と転倒予防効果が期待できる。

そこで後方歩行トレーニングの実行可能性と効き目を実験で確かめてみたそうな。


発症から1週間ほどの脳卒中患者18人について、
後方歩行トレーニング(BWT)と立位バランストレーニング(SBT)にわけ、1回30分間のセッションを8回行いその前後と1ヶ月後までの歩行 バランス能力を比較した。


次のようになった。

・トレーニング直後、前方歩行速度は BWT: 0.75 m/s; SBT: 0.41 m/s、

・後方歩行速度は BWT: 0.53 m/s; SBT: 0.23 m/s で いずれもBWTグループが高く、

・1ヶ月後もBWTグループがすぐれていた。

・バランス能力も "Activities-Specific Balance Confidence Scale" でBWTグループがあきらかにすぐれていた。

1回30分間の後方歩行トレーニングを1週間おこなったところ、前方後方への歩行速度とバランス能力がおおきく改善した。後方歩行トレーニングは転倒防止に役立つかも、


というおはなし。
図:後ろ向き歩行訓練

感想:

公道で後ろ歩きは危ない。グーグルグラスに後方カメラをつないでクールにバックしたい。
後ろ歩きの効果をきっちりと検証することにした

2019年5月18日

後ろに歩かせると違いがわかる


Assessment of backward walking unmasks mobility impairments in post-stroke community ambulators
2019  5月  アメリカ

脳卒中のリハビリで後方歩行(backward walking)を気にすることはすくない。

じっさい長い距離を後方歩行する機会は通常ない。しかし狭い場所や混み合った部屋、ドアの開閉、着席時には短い後方歩行が必要になる。

前方歩行とはことなり後方歩行にはとくべつな視覚情報処理、筋肉活動、エネルギー代謝が必要で、

これら注意需要を反映して脳の感覚運動野と前頭前皮質が通常よりも活発になると考えられている。

健常者は後方歩行をタイムリバースするかのように前方歩行にくらべおおきな変化もなくやってのけるが、脳卒中患者の後方歩行について運動力学的な観察はすくないのでしらべてみたそうな。

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