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2009年12月13日

金属が痛い! 求心路遮断痛?

脳内出血を発症して数週間後、
車椅子で病院の廊下を移動するようになったころ。


車椅子の金属部分に左の麻痺手が触れると
激痛が走ることに気がついた。


指は動かないし、触れた物の質感や温度はさっぱりわからない
ハズなのに、金属に触れるとなぜか痛い。


はじめは痛みの場所が分からなかった。

漠然と左側の方に非常にとても不愉快な感覚を持った。


このあたりをうまく伝えるのはムツカシイ。



水に足が触れても鋭い痛みを感じた。

お茶の入った湯のみも激しく痛いことがわかった。


どうやら刺激の程度と対応する感覚の量的な関係が、

なんというか、
直線的でなくなってしまったようだ。


あるレベルまではまったく感じないが、

それを超えると、

極端に強くその刺激を感じてしまう。



ネットで調べてみると、"求心路遮断痛" というものがもっとも
適した説明に思えた。


鎮痛剤では治らないとのこと。



しかしこの痛みの感覚は半年ほどで消えてしまった。


でも感覚自体が鈍いのは相変わらずである。

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