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2014年2月18日

療法士さんよりもビデオゲームの方が優れていると判明!


Eliciting Upper Extremity Purposeful Movements Using Video Games: A Comparison With Traditional Therapy for Stroke Rehabilitation.
2014  2月  イスラエル

脳卒中リハビリの現場でビデオゲームが用いられるようになってきているものの、その特徴についてはよくわかっていない。

そこで、従来のリハビリに比べ ビデオゲームリハビリが意味のある動作を伴っているものかどうか、調べてみたそうな。


平均年令50、発症後1-7年の脳卒中患者29人について、ビデオゲームグループと従来リハビリグループに分け、同じ時間のトレーニングを行った。

ビデオゲームはXBOXやプレステなど市販のゲームを使い、従来リハビリは療法士の指示に従いボールやブロックを使った動作訓練を行う。

上肢トレーニング最中の患者の動作をビデオ撮影し、各動作の目的が明らかであるかどうかを判定した。

同時に手首に取り付けた加速度センサーの結果から、上肢の動きの強弱と運動機能との関連を解析した。


次のようになった。

・ビデオゲームグループでは上肢の動作37970回中、目的の明らかな動きが271回あった。

・従来型リハビリグループでは、上肢動作14872回中、目的の明らかな動きは48回だった。

・まったく無目的な動きは 従来リハビリで26回だったのに対し、ビデオゲームでは0回だった。

・上肢の運動能力と動作回数との間に関連があった。

・運動能力の高い者ほど動作回数も多かった。


ビデオゲームリハビリは、従来型リハビリに比べ 患者にとってより有意義な動作を数多く訓練することができる、


というおはなし。
写真:ゲームリハビリ


感想:

容姿抜群な異性のバーチャル療法士さんが画面に登場するようになったら、ますますモチベーションがアップするね。


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