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2015年11月26日

幹線道路から75m以内に住むと若くして脳梗塞に


Air Pollution and Ischemic Stroke Among Young Adults
2015  11月  イスラエル

大気汚染と脳卒中との関連を若年者に着目して調べてみたそうな。


2005-2012の脳卒中患者4837人分の記録と発症当日の大気中の粒子状物質濃度との関連を衛星観測データも使って解析したところ、


次のことがわかった。

・患者の89%は脳梗塞で、平均年齢70だった。

・粒子状物質濃度はおよそ、PM10:36-55, PM2.5:17-23μg/m3だった。

・PM10,PM2.5の濃度上昇と脳梗塞との関連は、55歳未満で有意に認められた。

・この関連は特に、住居が幹線道路から75m以内の場合に顕著だった。


大気中の粒子状物質濃度と脳梗塞リスクとの明らかな関連を若年成人で確認した。背景には炎症メカニズムがあるのではないか、


というおはなし。

図:粒子状物質

感想:

逆に考えると汚染排出源から100mも離れれば かなり影響が薄まっちゃうってことなんだよな。思いのほか大したことないな。

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