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2017年2月19日

脳卒中患者と介護人の生活の質


Roles of Changing Physical Function and Caregiver Burden on Quality of Life in Stroke: A Longitudinal Dyadic Analysis.
2017  2月  イタリア
脳卒中患者とその介護人の生活の質QoLと 関連要因をしらべてみたそうな。


リハビリ病院を退院した脳卒中患者とその介護人の226組を12ヶ月間フォローしたところ、


次のことがわかった。

・脳卒中患者の平均年齢は70.8、介護人は52.4だった。

・この間に脳卒中患者の身体的 心理的QoLはあきらかに改善した。ただし社会的QoLに変化はなかった。

・介護人のQoLは 平均すると変化がなかった。

・脳卒中患者の身体機能の改善は 患者本人と介護人のQoLの向上に関連があった。

・介護人の負担が軽減すると 介護者本人のQoLがあきらかに向上した。ただし患者のQoLには影響しなかった。

脳卒中患者と介護人のQoLは 脳卒中患者の身体機能の変化におおきく影響を受けた、

というおはなし。

図:脳卒中患者と介護者

感想:

容易に予想できる結果だ。患者はじぶんのことでアタマいっぱい。介護人にまで気が回らない。

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