2019年10月15日

重度の歯周病と脳卒中後のうつ


Severe Periodontitis Is Associated with Early-Onset Poststroke Depression Status
2019  9月  中国

脳卒中後のうつはもっともよくある合併症の1つである。そしてうつには歯周病が関連しているとも言われている。

そこで、重度の歯周病と脳卒中後うつとの関連についてしらべてみたそうな。



発症後7日以内の脳梗塞患者202人について、歯周ポケットの深さとアタッチメントロスを計測して歯周病の重症度を評価した。

脳卒中から2週間以内のうつ評価(Hamilton Depression Rating Scale)スコア8以上をうつと診断した。

これらの関連を解析したところ、



次のことがわかった。

・38.1%が早期発症型の脳卒中後うつと診断された。

・うつグループは歯周病がより重度で低収入、さらに 生活自立度(BI)や認知機能(MoCA)、神経症状(NIHSS)、回復度(mRS)が悪かった。

・早期発症型の脳卒中後うつ予測因子として重度の歯周病とNIHSSスコア4以上の神経症状が考えられた。

重度の歯周病があると脳卒中後うつが早くに発症しやすかった、


というおはなし。

図:歯周病



感想:

個人的に、どうやら歯周病を治す方法を見つけてしまったようなのでこの報告に関心をもった。

脳動脈瘤は歯周病のせい

Hypertension誌:脳動脈瘤は腸内細菌のせい

Stroke誌:歯周病のグレードと脳梗塞リスク

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