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2019年12月20日

リハビリ退院後1年間のQoL変化


Quality of life after stroke rehabilitation discharge- a 12-month longitudinal study
2019  12月  ドイツ

脳卒中患者のおよそ3分の1は、退院後もリハビリのフォローを必要としているという。

高齢の脳卒中患者のQoLについて、リハビリ病院から退院したあと長期にフォローしてその傾向をしらべてみたそうな。





65歳以上の脳卒中患者411人とその近親者に、リハビリ病院退院後3,6,12ヶ月のタイミングでQoLの聞き取り調査をおこなった。

評価には WHOQOL の簡易版である EUROHIS-QOL 8-item index を使用した。



次のようになった。

・退院から1年後、ほとんどの患者は当初のQoL維持することができていなかった。

・近親者によるQoL評価もいちじるしく低かった。

・QoLの低い患者には重症、うつ、疼痛が特徴的だった。

・社会的関わりの範囲がちいさいほどQoLは低かった。
リハビリ退院時の患者のQoLスコアは持続しなかった。近親者による客観評価でも同様だった、


というおはなし。

図:脳卒中リハビリ退院後のQOL変化



感想:

うえのグラフみると言うほど低下してない。

mRSスコアがあてにならないのでQoL評価が重要なんよ↓。
認知or運動の機能障害 神経科医が選ぶシナリオは

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