元2020 5月 ブラジル
慢性的な口腔内感染症と 動脈硬化や心血管疾患との関連が注目されている。
そこで、歯の喪失本数が脳梗塞患者の頸動脈狭窄や回復不良にどのていど関連するものか、くわしくしらべてみたそうな。
脳梗塞またはTIAの患者418人(平均年齢66)について、
歯の喪失本数と、
CTで測定した頸動脈狭窄度および退院時のmRSスコアとの関連を解析した。
次のようになった。
・歯の喪失本数が23を超える重度の場合、0-8本に比べ、頸動脈狭窄度50%以上の有病率比は2.86倍で、・mRSが2を超える回復不良リスクは1.97倍だった。
