元2020 9月 アメリカ
脳卒中患者の25-40%はなんらかの言語上の障害、失語症を経験するという。
失語症患者は多くの人生変化を経験しており、個人のウェブサイトやブログでこれらの経験を公開するなど、書くことに癒やしを求める患者もいる。
そこで、失語症経験者のブログ活動の治療的側面をくわしくしらべてみたそうな。
Google検索を用いて、最近10年のブログで、脳卒中患者もしくは介護者による、発症後1-2年以内に開始した、営利目的でない、個人経験のみを綴ったもののうち、
失語症に関係するものを厳選し、カテゴリー解析したところ、
次のことがわかった。
・計453ページを含む5つの失語症ブログを対象とした。・治療的いやし(therapeutic healing)というメインカテゴリーのもと、・(1)失語症とともに生きること、(2)あたらしいアイデンティティを受け入れること、(3)コミュニティをつくること、の3つの一般的なカテゴリーが同定された。・著者らは、認知的、心理的、感情的、社会的な領域にわたって効果があったと報告していた。
ブログを書くことは脳卒中で失語症の患者にとって治療的と考えられた。医療専門家はブログの執筆などを推奨することを検討するべきである、
というおはなし。
感想:
ブログは癒やされるよ。10年以上1日も更新を欠かせないくらいに夢中だ。
けどさいきんは健康情報のあつかいが厳しくて、個人のウェブサイトはほとんど検索に載らなくなった。
ものは考えようで、だれの目にも触れないから好きなことが言えるし 拙い文章で批判されることもない。
さぁブログを始めよう。