元2020 10月 中国
不健康な睡眠習慣と脳梗塞との関連をしめす報告がいくつもあるが、因果関係は不明なままである。
そこで、脳梗塞の種類別に睡眠時間、不眠症、クロノタイプ(朝型 夜型)との因果関係をくわしくしらべてみたそうな。
睡眠時間、不眠、クロノタイプに関連する一塩基多型を変数として、MEGASTROKEコンソーシアムの脳梗塞34217例、対照群406111例との関連をメンデルランダム化解析した。
次のことがわかった。
・短い睡眠時間と頻回の不眠が主幹動脈閉塞リスクの中程度の増加と関連していたが、・小血管梗塞や心原性塞栓、脳梗塞全体との関連はみられなかった。・頻回の不眠と主幹動脈閉塞との関連は、外れ値を除外するとさらに強くなった。・朝型 夜型のちがいと脳梗塞の種類別の関連は認められなかった。・これらの関連は感度分析に対しても一貫していた。
睡眠時間の短さや不眠症状が主幹動脈閉塞タイプの脳梗塞の原因であることを示唆するエビデンスが得られた。睡眠習慣の改善がリスク軽減になるかも、、
というおはなし。
感想:
このとき↓は因果関係みつからなかったんよ。