元2020 11月 日本
睡眠時間と脳卒中など心血管疾患との関連をしめす報告がおおくある。しかし一貫した結論は得られていない。
そこで、睡眠の質の主観的指標として 安眠度(restfulness)と心血管疾患との関連をくわしくしらべてみたそうな。
日本の厚生労働省が主導する1980476人のアンケート調査記録から安眠度の良否を評価し、
その後の 脳卒中、心筋梗塞、狭心症、心不全、心房細動との関連を解析した。
アンケートで「睡眠で十分な休養が摂れていますか?」の問いに「はい」と答えた者を安眠度「良好」とした。
次のようになった。
・平均年齢は45、60.5%が安眠度が「良好」であると回答した。・1122日前後のフォロー期間中の各疾患の発生率は、心筋梗塞(0.2%)、狭心症(1.5%)、脳卒中(0.7%)、心不全(1.4%)、心房細動(0.4%)で、・関連因子の調整後の 安眠度良好 と各疾患のリスクは、心筋梗塞(0.89)、狭心症(0.85)、脳卒中(0.85)、心不全(0.86)、心房細動(0.93)だった。・これらの関連は年齢の若い、女性で顕著だった。
睡眠により十分な休養が摂れている状態は、脳卒中など心血管疾患リスクの低下と関連している可能性がある、
というおはなし。
感想:
そうなんだろうな、、、としか言いようのないビミョーな結論。
睡眠の質と脳卒中リスクの過去記事↓。