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2021年1月23日

揚げ物と脳卒中のメタアナリシス

2021  1月  中国


揚げ物にすることで、脱水、トランス脂肪酸の生成、カロリーの増加、といった栄養組成の変化が食品におきる。

その結果、肥満、糖尿病、高血圧がもたらされるとする報告がいくつかある。

脳卒中など心血管疾患と揚げ物との関連についてはよくわかってないのでくわしくしらべてみたそうな。



2020年4月までの関係する論文を厳選してメタアナリシスをこころみた。



次のことがわかった。

・参加者562445人、心血管イベント36727件を含む17の論文を対象とした。
 
・揚げ物を毎日何度も摂る群とほとんど摂らない群をくらべたときの相対リスクは、心血管イベント全体で1.28倍、

・冠動脈疾患1.22倍、脳卒中1.37倍、心不全1.37倍、だった。

・心血管死亡と総死亡でのリスク上昇は見られなかった。

・いずれも線形の用量関係を示した。


揚げ物は脳卒中など心血管疾患のリスクを増加させる可能性があり、線形の用量関係を示すと考えられた、


というおはなし。
揚げ物の頻度と脳卒中リスク


感想:

さいきん週に1回はカレーパンたべてる。




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