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2021年1月11日

Stroke誌:脳卒中後の睡眠障害率

2021  1月  台湾


脳卒中やTIA後の睡眠障害の正確な有病率は未だあきらかになっていない。

そこで、これまでの研究から脳卒中後の各時期における睡眠呼吸障害、不眠症、周期性四肢運動、むずむず脚症候群の有病率をくわしくしらべてみたそうな。



2019年12月18日までの関係する研究から、

64047人を対象とした169件についてメタアナリシスを試みた。



次のことがわかった。

・脳卒中の急性期では、軽度、中等度、重度の「睡眠呼吸障害」の有病率はそれぞれ、66.8%、50.3%、31.6% だった。

・亜急性期では、軽度、中等度、重度の「睡眠呼吸障害」の有病率はそれぞれ、65.5%、44.3%、36.1% であった。

・慢性期では、軽度、中等度、重度の「睡眠呼吸障害」の有病率はそれぞれ、66.2%、33.1%、25.1% だった。

・「不眠症」の有病率については、急性期、亜急性期、慢性期でそれぞれ、40.7%、42.6%、35.9% だった。

・「周期性四肢運動」の有病率については、急性期、亜急性期、慢性期でそれぞれ32.0%、27.3%、48.2% だった。

・「むずむず脚症候群」の有病率については、急性期、慢性期で10.4%および13.7%であった。


脳卒中後の睡眠障害の有病率は、急性期から慢性期まで高かった、


というおはなし。
睡眠呼吸障害の有病率


感想:

睡眠でこまったことはないな、、、





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