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2021年5月22日

週55時間以上の労働と脳卒中リスク

2021  5月  スイス


COVID-19パンデミックにより、人々の働き方がおおきく変わりつつある。

WHO(世界保健機関)とILO(国際労働機関)が、長時間労働による生命と健康への損失を世界規模で解析した結果、脳卒中リスクの増加が確認されたそうな。



次のことがわかった。

・2016年、世界人口の8.9%(4億8800万人)が週55時間以上の長時間労働にさらされていた。

・長時間労働により、2016年には398000人が脳卒中で死亡した。

・2000年から2016年の間に、長時間労働による脳卒中死亡者数は19%増加した。

・この関連は、西大西洋 東南アジアの男性に顕著で、死亡者のほとんどは60-79歳だった。

・週に35-40時間労働にくらべて55時間以上の労働は、脳卒中リスクが35%高かった。


WHOとILOによると、長時間労働は世界規模で一般的であり、脳卒中リスク増加の原因になっていると考えられた、


というおはなし。
長時間労働者の多い国


感想:

かなりちかいうちに ユニバーサルベーシックインカムが実現するといううわさがある。

もしそうなったら、望まない長時間労働の問題はすぐに解決するとおもう。






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